【Web限定美容セミナーレポート】
30歳からのツヤ肌レッスン!
美容オイルの5つの機能とは?
美容家おすすめのオイルもご紹介

  • イベントレポート

2021年7月3日

【美容オイル】と聞くと、「そもそもスキンケアにオイルは必要なの?」と疑問に感じたり、「ニキビができたり、日焼けしやすくなるのでは?」と疑問に感じるかもしれません。

しかし、実際には、植物由来の美容オイルには、年齢肌に必要な保湿力やバリア機能をサポートする素晴らしい機能が。大自然の生命が詰まっているので、エイジングケアにはぜひ取り入れたいものなのです。

そこで、オイル美容の専門家である継田理恵さんをお迎えして、美容オンラインイベント「30歳からのツヤ肌レッスン」を開催いたしました。

今回のイベントでは、30代からのスキンケアにおけるオイルの必要性と機能、そして美容業界で注目されている7つのオイルについて、他では聞けない貴重な情報を聞くことができました。

この記事では、当日のイベントの内容をダイジェスト版でお届けします。年齢とともにエイジング肌が気になる方、美容オイルの効果に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

スキンケアにオイルは必要?美容オイル5つの機能

ツヤのある美肌を目指しているけれど、「年齢とともに肌が乾燥してきてガッカリ…」とお悩みの方もいるでしょう。
肌に潤いを与えて、乾燥を予防するアイテムといえば【美容オイル】が挙げられますが、普段のスキンケアでオイルを使う人はどれくらいいるのでしょうか?

美容オイルの専門家として活動されている継田さんは「一般的にオイルはベタつくイメージやニキビができそうといった先入観があり、苦手意識を持っている方が多いのです…」とのこと。
しかし、「エイジングサインが気になり始める30代からは、ぜひ毎日のスキンケアにオイルを取り入れて欲しい」と強調されていました。

ここからは、30代からのスキンケアに美容オイルが必要な理由と意外と知られていないオイルの5つの機能について、みていきましょう。

30代以降は皮脂量が激減する!水分を補うだけのスキンケアでは不十分

年齢とともに肌がカサカサしたり、ツヤがなくなってきた…と実感されている方も多いでしょう。

実際に、30代を迎えると、お肌の皮脂量と水分量が急激に減っていくのが分かります。水分量も減りますが、皮脂量はもっと大幅に減るのです。

最近、鏡を見ながら、肌にツヤがなくなった、弾力が低下している、乾燥によるカサつきが増えた気がする…と感じているならば、皮脂量の減少が一つの原因と考えられます。

多くの方は、洗顔後の肌にたっぷりの化粧水を与えて、水分量を高めるスキンケア方法をしていますが、ここで注意すべきポイントがあります。

化粧水の大半は水分でできていますが、どんなに多くの化粧水を付けても、残念ながら、化粧水の水分がそのまま自分の肌の水分量となって増えるわけではありません。

お風呂やシャワーをしただけでお肌がプルプルにはならないことからもわかるように、水分というのはすぐに蒸発してしまいます。そのため、化粧水だけを使うスキンケアで十分ではないのです。

お肌のみずみずしさが減ったと感じたとき、化粧水や美容液といった水分量の高いアイテムだけを使ってケアをしても、皮脂量が足りていなければ、潤いに満ちた美肌にはなりにくいといえます。

30代を迎えると皮脂量・水分量ともに急減しますので、肌の働きをサポートするために、ぜひ美容オイルを取り入れていきましょう。ツヤのある若々しい印象の美肌に整うのを実感することができます。

意外と知らない?美容オイルの5つの機能

ここからは、意外と知られていない美容オイルの機能についてみていきましょう。

天然由来の植物から抽出した美容オイルは以下の5つの嬉しい働きがあります。

1. お肌の水分を保つ
2. バリア機能を助ける(低下すると外部刺激を受けやすくなります)
3. 乾燥からお肌を守ってくれる
4. 大気汚染物質、排気ガス、ハウスダストなど外的刺激からお肌を守る
5. 美容成分が豊富にふくまれている

スキンケアにオイルを取り入れることで、お肌の皮脂量だけでなく、水分量アップにも大きな役割を果たします。

そうはいっても、一般的なオイルのイメージとして、「ベタつかない?」「ニキビはできない?」と心配な方もいるでしょう。特にオイリー肌の方は苦手かもしれません。

結論から言えば、お肌の油分と水分のバランスを正常に整えるために、オイリー肌の方も化粧水や美容液だけといった水分量の多いスキンケアだけではいけません。

20代以降のオイリー肌の方は誤ったスキンケアをしているため、オイリーだと感じるケースが多いです。

例えば、化粧水や美容液など水分量の多いスキンケアが中心で、乳液やオイルは米粒程度の極少量しか使っていないケースが多くみられます。

オイルを使わないスキンケアでは、皮脂をサポートする油分が不足するため、肌はもっと皮脂を出そうとします。すると、水分と油分のバランスが崩れて、オイリーに感じるようになるのです。

実際に、30代以降のオイリー肌の水分と油分を機械でチェックしてみると、肌内部がからからに乾燥している“インナードライ肌”になっていることが多いです。

水分と油分のバランスが崩れているので、肌表面にテカリを感じるのです。

そこで、オイリー肌の方もスキンケアにオイルを取り入れると、お肌の油分と水分のバランスがよくなり、テカリに悩まない、内側からの弾力やツヤを感じられる肌に整います。

また、スキンケアで使用したオイルがニキビや吹き出物ができる直接的な原因とはいえない可能性があります。

ニキビには、アクネ菌が増えるとできる黄色いニキビ、大人の女性もよくできる白ニキビ、毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒くなるいちご鼻、炎症すると痛みを伴う赤ニキビなどが挙げられます。

ニキビや吹き出物は、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れることで、古い角質が溜まってしまい、古い角質が溜まって毛穴を塞ぎ、皮脂や角質が毛穴に詰まってしまうことが原因です。

年齢とともに肌の皮脂量は下がってくるので、お肌のコンディションを整えるためにも、美容オイルでしっかりとケアしていきましょう。

美容業界で大注目!美容家が選んだエイジングケアに最適なオイル7つをご紹介

オイルの基本的な働きは、お肌に油分を与えてお肌を柔らかくすることですが、オイルが採れる植物に含まれる成分によって、他にも様々な機能があります。

ここからは、エイジングサインが気になり始めた方におすすめの7つの美容オイルをご紹介しましょう。プロの美容家がセレクトした機能的な植物成分のオイルです。

① オーツ麦オイル

・天然オイルの中で、唯一セラミドを含む
・浸透力が高い
・ベタつきもなく、つけ心地が良い
・乾燥肌の方にもおすすめ

セラミドは元々お肌にあり、水分を掴んでキープしている成分です。年齢とともにセラミドも減っていきますので、スキンケアで補っていくと良いですね。

② マルラオイル

・アフリカに自生するマルラと呼ばれる実から採れる
・マルラが生息する木は栄養素が豊富
・干ばつの際にも実がなるほど、乾燥に強い
・オイルには肌荒れを防ぐプロシアニジンが含まれている
・日焼け跡の肌を整える
・デリケートな肌、テカリやすい肌におすすめ

王様の食べ物・神の木と呼ばれる貴重な木から採れます。スーパーオイルと言われるほど、近年注目されているオイルです。

③ サジーオイル(別名シーバックソーンオイル)

・高山や砂漠、過酷な環境下で育つ植物
・マイナス43度から40度の気温でも生き延びる生命力
・ビタミンCが豊富なオレンジ色のオイル
・200種類以上の栄養素を含む
・肌をいきいきとさせる働き
・エイジングケアにも最適

サジーオイルはトラブルを抱えがちな肌を整えます。インナーケアとして、サジージュースやサプリメントも人気です。

④ モリンガオイル

・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・鉄を豊富に含む
・還元力が高い
・かさつきやハリ不足といった年齢肌対策に

パウダータイプのサプリメントも出ています。エイジングケアとして、カラダの中から取り入れるのもおすすめです。

⑤ シアバター

・還元力が高い
・肌コンディションがよくなる
・肌荒れを防ぐ働き
・日焼けした肌にも使える

シアバターは肌が柔らかくなるのを実感しやすい定番の人気成分です。

⑥ ウチワサボテンオイル

・還元力が高い
・コラーゲンの働きをサポート
・肌の弾力をアップする

10年ほど前からアメリカで注目されてきたウチワサボテンオイルは、最近日本でも見かけるようになりました。

⑦ カレンデュラオイル

・オイルにカレンデュラという花を浸して作る浸出オイル
・カレンデュラは肌を落ち着かせる働き
・肌荒れが気になる部分に使用
・赤ちゃんのおしりのケアにも

カレンデュラオイルは肌荒れを防ぎたい時にもおすすめです。

マスク時代の美容オイルスキンケア方法

ここからは、実際にどうやってスキンケアにオイルを取り入れるかみていきましょう。

最近はコロナ禍でマスクが欠かせません。マスクの中は湿度が高くて潤っているように感じますが、最近の研究において、実は皮脂量が半減している事もわかりました。

マスクの中では季節の変わり目と同じような環境になっていて、バリア機能が低下しやすい過酷な環境にあります。

いつも使っているスキンケア化粧品がしみたり、合わなくなったと感じる方もいるのではないでしょうか。

もし、スキンケアで刺激を感じたら、使用を一旦やめて様子を見てください。そして、お肌がデリケートな時こそ、洗顔後にすぐオイルを使うことをおすすめします。

洗顔の後にすぐオイルを付けるメリット

・洗顔後のまっさらな清潔なお肌に、届けたい美容成分をすぐに届けられる
・オイルは比較的低刺激。スキンケアのはじめに付けるのに適している

最近、多くの化粧品メーカーでもオイル先行型のスキンケア方法が増えています。肌トラブルが気になる時は、洗顔後にオイルだけのシンプルなスキンケアでOKです。

お肌の調子が良くなってきたら、オイルの後に化粧水を重ねたり、乳液をつけて、徐々にプラスしていくとよいでしょう。

エナシャスの刺激性テスト

弊社の試験結果でも、エナシャスのアイテムの中では化粧水・乳液よりもオイルが一番刺激が少ないと分かりました。

化粧水・乳液はアルコールや乳化剤が入っていると刺激になることがあります。ピュアなオイルはお肌に刺激を感じにくいのです。

従来の化粧水先行のスキンケアから、オイル先行のスキンケアに変えてみると、しっとりもっちりした肌質、ツヤのある肌になります。ぜひ、一度体験してみてくださいね。

プロの美容家もお気に入り♡スキンケアライン「エナシャス」

オイルチャージと低刺激エイジングケアが特徴の「エナシャス」はプロの美容家も愛用者が多い注目のスキンケアラインです。

3アイテムすべてに自然由来の生命力あふれるオイルを贅沢に使用。先程ご紹介した美容家おすすめのオイルも配合されているのが嬉しいですね。

年齢とともに、エイジングや肌トラブルを感じやすくなったゆらぎ肌におすすめです。

・年齢肌のサインが気になり始めた
・乾燥からくるキメの乱れ
・お肌のゴワつき
・弾力・ハリ不足
・敏感肌に寄ってきた

「エナシャス」おすすめの使い方

30歳からのエイジングケアとして、エナシャスはオイル先行型のスキンケアをおすすめしています。

洗顔後の濡れたお肌にオイル5〜10滴(1円玉大)手のひらに取り、ハンドプレスしながら、お顔全体になじませます。ベタつきを感じずにサラッと使えます。

【ツヤ肌Q&A】セミナー参加者様から美容家に質問タイム

セミナーに80名様の方にご参加頂きました。ここでは、ツヤ肌になるためのQ&Aを見ていきましょう。

Q1. 美容家の継田さんは普段どのように美容情報を収集されていますか?

A ネット社会では多くの美容情報が溢れており、何を見ればよいのか分からない方も多いかもしれませんね、

現在、私は美容家・美容ライターとして活動している関係で、多くの化粧品メーカーさんから新商品の情報が届きます。新商品の発表会に参加することができるので、実際に商品を試させて頂いたり、最新の美容情報をキャッチしています。

美容業界ではない一般の方の場合は、美容家や美容ライターのSNSアカウントをチェックされてみてはいかがでしょうか。多くの美容家は新商品の発表会で出会ったコスメを撮影してSNSに投稿しています。

インスタグラムでは発売前の新商品を投稿しているので参考になるかと思います。また、ハッシュタグ(例えば、今年の春メイクならば2021SSメイク)といったように絞り込んで検索する方法もおすすめです。

Q2. オイルやけを防ぐにはどうすればよいですか?

A オイルやけが心配されていたのは昔の話です。当時はオイルの精製度が低かったために、不純物が入りやすく、オイルやけの心配がありました。

しかし、オイルの精製技術が高くなった現代ではほとんどオイルやけの心配をする必要はありません。

スキンケアにオイルを使っても使わなくても日焼け止めは使ったほうが良いです。日焼け止めはシミ予防だけでなく、乾燥やハリの低下を防ぐためにも大切ですね。

よくサーファーが海辺でサンオイルを塗っているのを見て、オイルと付けるとやけてしまうイメージがあるかもしれません。

しかし、実際はサンオイルは日焼けを促進する目的ではなく、日焼けによる肌のダメージや肌荒れを防ぐのが目的です。

サンオイルは日焼けしやすくするのではなく、キレイに焼くために塗るということを知っていただきたいと思います。

スキンケアにオイルを取り入れて

美容オイルは年々減ってしまう皮脂を補う役割があり、プラスアルファとして植物に含まれる成分による機能も期待できます。

年齢とともにハリ・弾力・ツヤ不足を感じ始めたら、ぜひこの機会にスキンケアにオイルを取り入れて見ることをおすすめします。

今までオイルが苦手だった方、なんとなく使っていた方もオイルを活用して頂けたら嬉しいです。

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